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ITによって進化しはじめた日本企業たち④

 携帯電話のパワーにいち早く着目したヤマト運輸、日本テレビ、コナミ

 

●成長著しいヤマト運輸のIT戦略

 

 携帯電話が多くの人々に身近な情報端末となっていることに注目して、新しい事業展開をはじめた企業もある。

 ヤマト運輸がそのいい例だ。同社は、送り主が携帯電話をしようして現在の荷物位置を確認できるサービスをはじめている。現在、NTTドコモの「iモード」、Jフォンの「J-スカイ」などで利用が可能になっている。携帯電話で発送伝票番号を入力するだけで、荷物の位置が追跡され、配達状況がわかる。

 また、携帯電話から書籍を注文して配達してもらえるサービスも開始した。携帯電話と宅配便という2つの急成長産業が結びつき、BtoCの代表的なサービスがはじまっているのである。

 

●携帯電話へのコンテンツ配信も本格化

 

 NTTドコモのiモード向けコンテンツに登場したのが、日本テレビ放送網の「i日テレ」だ。1日平均約3万件も驚異的なアクセスを誇っている。

 ニュース番組は最新のものが常時更新されている。新聞よりはかなり早くニュースを知ることができる。これも携帯電話とテレビおよびインターネットが融合した新しい試みといえよう。

また、コナミの子会社であるこなみコンピュータエンタテインメント大阪は、2000年2月にインターネットによるゲームの配信をはじめた。

 家庭用ゲームソフトとして売り出していた「パワフルプロ野球」が第1弾で、インターネットでiモードに配信される。2000年夏以降には、携帯端末を利用して、野球やサッカーなどの対戦ができるようになる。

 任天堂の「ゲームボーイ」と「ポケモン」が大ヒットした理由の1つに、ゲーム機をコードで繋いで、育てたポケモンを対戦させたり交換できるようにしたことにある。今後は携帯端末でこうしたゲームがオンライン化して、世界中を相手にゲームが繰り広げられることになるだろう。

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