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ITによって進化しはじめた日本企業たち⑤

 スクウェアやタカラなど、ネットゲームの持つ可能性に気づいた企業も多い

 

●ファイナルファンタジーがネットゲームに!

 

 ゲーム業界では、ネットを利用した、まったく新しいタイプのゲームを開発する動きが起こっている。

 その代表例は、ゲームソフト業界大手のスクウェアだろう。同社は、インターネットでゲームや音楽を楽しみ、電子決済による買い物までできる総合娯楽サービス「プレイオンライン」を2001年から開始する。ゲームセンターや自宅のパソコンから接続して利用できる。

 目玉は、同社の超人気ソフト「ファイナルファンタジー」をネットゲーム化するものだ。このゲームは、国内でも400万人が利用し、世界では1000万人を超える利用者がいる。利用者たちは、このゲームによって、世界中どこからでも、ネットを使って仮想空間に入り込んで、恋愛や戦いに参加できる。

 

●仮想空間なのか?現実なのか?

 

 他の参加者とは、画面上でチャット式のやり取りもできる。また画面上に登場する仮想店で買い物をすれば、その品物は自宅や近くのコンビニに配送される仕組みだ。今までのゲームでは、画面上に現れるゲームキャラクターは、あらかじめプログラムされた応答しかしないわけだが、ネットゲームではそれらのキャラクターはすべて実在の人々が動かしている。これまでのゲームと同じように画面上のキャラクターとコミュニケーションをしているうちに、実際の恋愛に発展するケースも出てくるかもしれない。

 また、玩具メーカー大手のタカラは、ニフティと共同でネット上のゲームセンター「TAKARAゲームランド」をニフティ会員向けにオープンしている。ぬいぐるみをつかみ取る「クレーンゲーム」や釣りゲームなどがあり、ゲームセンターでゲームするのと同じように、ネットゲームでも本物の京浜を利用者に宅配する。コンビにがその受け渡しの窓口となっている。

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